2013年06月

ウミウシ

ウミウシ

これはウミウシの仲間で、やはり巻貝の一種です。ナメクジと比べてみますと形が奇抜で色鮮やかです。決定的に違うのは海に住んでいることで、新潟の海で見つけました。スキューバダイビングブームですが、わざわざ深い所に行かなくても、シュノーケリングで浅い所でも十分見つけることができます。
アオウミウシ Hypselodoris festiva (A.Adams,1861)

 

リュウグウオキナエビス

リュウグウオキナエビス

生きた化石としては魚のシーラカンスが有名ですが、この貝の仲間もそうなんです。殻の横に深い切り込みがあることから英名をslit shellといいます。この写真はやや小さい(若い?)個体です。もすこし色も鮮やかだったように記憶してたのですが色褪せしちゃいましたね。海岸でちょっと拾うという訳にはいきませんが。
リュウグウオキナエビス Entemnotrochus rumphii (Schepman,1879)

 

アダンソンオキナエビスガイ

アダンソンオキナエビスガイ

こちらにも長い切込みがみられます。大西洋に生息しています。なるほどこうして横から見た階段状の巻き方がどこかメキシコのピラミッドに似ていると思いませんか?
アダンソンオキナエビスガイ Entemnotrochus adansonianus (Crosse & Fischer,1861)

 

ベニオキナエビスガイ

ベニオキナエビスガイ

左は、オキナエビスの中で最初に手に入れたもので思い入れがあります。25年ほど前、車で高知県まで行きましてそこで手に入れました。桂浜の海岸沿いの道路に車を止めての車中泊を思い出します。ちなみにチマキボラの時も車中泊でしたね。
ベニオキナエビスガイ Mikadotrochus hirasei (Pilsbry,1903)

 

オキナエビスガイ

オキナエビスガイ

右の貝そのものにではないのですが、強烈な思い出が下の本にあります。
オキナエビスガイ Mikadotrochus beyrichii (Hilgendolf,1877)

 

貝殻図鑑「相模湾産貝類」

貝殻図鑑「相模湾産貝類」

上の貝(オキナエビスガイ)が表紙右上に載っている「相模湾産貝類」という分厚いこの本、「生物学御研究所編」とあるように貝殻図鑑というよりも、昭和天皇が採集された貝類についての研究報告、解説書なのです。オキナエビスガイは図版の一番最初に記載されてます。とにかく昭和天皇ゆかりの本ということもあり以前よりずーっと欲しかったのですがなかなか書店で見つけることができませんでした。ある時、東京で歯科の学会が開催された帰り道、神田の古書街に寄ってみたところこの本を見つけました。定価で結構な値段はするんですが、この機会を逃すとまたいつ買えるかわからないと思い、速攻でレジへ持って行き「これ、下さい!」と言ったところ、「ン万ン千円になります。」と予定の三倍強のお値段!一瞬凍りつきましたが、「そうか、ここは古書店、貴重な本ってのはそうだよなぁ。」と自分に言い聞かせてこの重い本を新潟まで持って帰りました。
まだ昭和天皇がご存命だった昭和46年9月27日初版発行とあります。状態もいいです。

 

コシダカオキナエビスガイ

コシダカオキナエビスガイ

円錐がやや強いのが特徴で、まだ身が少し残っていたのでちょっと臭かったという記憶があります。いまはもう大丈夫ですよ。
コシダカオキナエビスガイ
Mikadotrochus salmiana (Rolle,1899)

 

アフリカオキナエビスガイ

アフリカオキナエビスガイ

ここから先の3個体については、ほとんど兄弟のようなもので、よく似てます。産地の違いということでしょうか。でもそのなかでもやはり二つ目が一番美しいと思えるのは日本人だからでしょうか?
アフリカオキナエビスガイ
Perotrochus africanus (Tomlin,1948)
アフリカ産です。

 

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